この4月、一定以下の定員の通所介護事業所は、市町村が管轄する地域密着型サービスに移行される。条件に合致する事業所は、このままなにもしなければ、「みなし指定」によって、自動的に「地域密着型通所介護」(地域密着デイ)に移行することになるが、定員を増やしたり、規模の大きな事業所のサテライト事業所になったりすることで、地域密着型サービスへの移行を回避することも可能だ。介護事業経営研究会(C-MAS)の小濱道博最高顧問は、この節目における選択によっては、大きな損失を生じるデイもあれば、業績を好転させるデイも出てくると指摘する。【聞き手・ただ正芳】
■4月で定員18人以下なら、自動で地域密着デイに
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