二次救急医療を担う民間の中小病院として、東京都内屈指の実績を誇る白鬚橋病院(墨田区、一般199床)。一般病棟用の「重症度、医療・看護必要度」(看護必要度)のA項目に「救急搬送後の入院」が新たに加わったことで、4月の診療報酬改定後、同病院では看護必要度の基準を満たす重症患者の割合が3ポイント増えた。医事課の担当者は「これまで取り組んできたことが評価につながった」と話す。
【敦賀陽平】
許可病床が200床未満の7対1病院に関しては、10対1との混合病棟を認める「病棟群単位」の届け出を行わない場合、来年度末まで「23%以上」に緩和される経過措置の対象となるが、永野弥生医事課長は「当院は改定前から、看護必要度が22、23%あったので、特に心配はしていませんでした」と言う。
C項目で“医療必要度”の視点が明確に!―検証・新看護必要度(1)
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