経営戦略
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B市立病院の崩壊と再生
2014年02月11日 15:00
【株式会社オーエイチエム 医業経営コンサルタント 太田憲吾】 今回は、わたしの勤務していたB市立病院の事例を紹介する。 B市立病院は1951年からの5年間、地方公営企業法の一部適用病院であったが、56年...
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「入院はしない」の言葉に隠れていた真実
2014年02月06日 20:19
【北里大医学部新世紀医療開発センター准教授 佐々木治一郎】 Ⅳ期肺腺がんと診断されてから既に3年を経過して、その患者さんは、わたしの外来を受診された。初回治療に分子標的薬が使用され、画像上ほとん...
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事務職がチーム医療のコーディネーターに
2014年02月06日 05:00
【社会医療法人製鉄記念八幡病院 医事部医事課/経営管理部経営企画課 秋吉裕美】 製鉄記念八幡病院では、院内のデータコミュニケーションを目的に、院内ニュース「DPC MONTHLY」を毎月発行し、情報を共有...
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「病院マン」の不在が招く弱体化
2014年02月04日 21:00
【株式会社オーエイチエム 医業経営コンサルタント 太田憲吾】 ご承知のように、大都会はともかく、多くの地方では、自治体病院が地域の中核病院として住民の命と健康を支える柱となっている。しかし、この...
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その患者さんが余命を知りたがったわけ
2014年01月30日 15:00
【北里大医学部新世紀医療開発センター准教授 佐々木治一郎】 60代のその女性患者さんは、健康診断の胸部レントゲン検査で異常陰影を指摘され、精密検査のため、わたしの外来を受診した。肺の陰影は2センチ...
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「もし海外なら治療できると言われたら!」
2014年01月28日 12:00
【南東北グループ国際医療部 櫻井ゆみ】 もし自分の家族が、がんの告知を受け、自分の国には適切な治療がないが、ある国に行けばよい治療法があると言われたら、海外へ渡航して治療を行うか?
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自院・転院先共にメリット生む連携体制を
2014年01月28日 05:00
【済生会熊本病院地域医療連携室室長代行 赤星麻沙子】 これまでアライアンス連携の取り組みを紹介してきました。この連携は「患者さんのやりとりが連携ではなく、患者さんのストーリーに責任を持つことが...
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ロシア人患者を受け入れる函館新都市病院
2014年01月21日 17:00
【医療法人雄心会函館新都市病院理事・事務部長・海外事業室長 大堀秀実】 医療法人雄心会函館新都市病院(以下、当院)は、脳神経外科・脳神経内科・整形外科・循環器内科・内科・リハビリテーション科・麻...
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軽症患者の転院連携、高齢化でより重要に
2014年01月21日 05:00
【済生会熊本病院地域医療連携室室長代行 赤星麻沙子】 連載では、医療連携のアライアンスには、2つのタイプがあると説明しました。 今回は「タイプA」の連携についてご紹介します。これは、状態の安定...
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医療の国際化を背景に問われる日本の課題
2014年01月14日 15:00
【国際医療福祉大大学院医療経営管理分野准教授 岡村世里奈】 前回も少し触れたが、日本においてメディカルツーリズムが脚光を浴びるきっかけとなったのは、2010年6月に当時の民主党政権が打ち出した「新成...
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連携先の立場を知るための会議や技術教育
2014年01月14日 05:00
【済生会熊本病院地域医療連携室室長代行 赤星麻沙子】 前回、医療連携のアライアンスについて、2つのタイプがあるとご説明しました。 タイプAは、状態の安定した軽症患者さんを受け入れていただく連携...
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見落としやすい症例ほど情報共有を強化
2013年12月24日 05:00
【一般財団法人操風会 岡山旭東病院医療秘書課 酒井教子】 DPC制度では、入院期間中に医療資源を最も投入した「傷病名」と、提供される「診療行為」の組み合わせによって、DPC点数が異なってきます。また...
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【診療報酬分析】機能評価係数Ⅱ
2013年12月13日 12:00
【日医工医業経営研究所 所長 菊地祐男】 DPC/PDPS (以下DPCと表記)には4種類の医療機関別係数があります。その中の「機能評価係数Ⅱ」は病院の特徴を客観的に把握し、経営方針や経営戦略の策定など、こ...
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外来での在宅療養支援と地域包括ケア
2013年12月10日 10:30
【在宅ケア移行支援研究所代表 宇都宮宏子】 大学病院に勤務していた2005年ごろ、がん治療を担当する医師から「がん治療は外来へシフトしている。病院に通いながら、在宅療養を継続できるように、患者・家...
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暫定調整係数と機能評価係数Ⅱの関係
2013年12月06日 12:00
【日医工医業経営研究所 所長 菊地祐男】 DPC/PDPS (以下、DPCと表記)は、すべての医療行為が包括で評価されるわけではなく、包括評価部分(投薬、注射、検査、1000点以下の処置など)と、出来高評価部分...
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クラウドの業務利用は発展するのか
2013年12月05日 05:00
【株式会社ビジネスブレイン太田昭和 情報セキュリティ研究所・所長 小田部昭】 クラウドサービスを利用する上で、「自己責任」の理解と「SLA」の確認・合意が、重要な要素であることを述べてきた。特に「S...
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患者・家族の思い受け止め、在宅につなげる
2013年12月03日 05:00
【在宅ケア移行支援研究所代表 宇都宮宏子】 今回は急性期病院から退院までのプロセスのうち、第3段階である退院調整について考えてみたい。 Aさんは、病棟の看護師に自宅の様子を話し始めた。がんにな...
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クラウド利用、成功の鍵は「SLA」の検討
2013年11月28日 05:00
【株式会社ビジネスブレイン太田昭和 情報セキュリティ研究所・所長 小田部昭】 クラウドサービスを利用する上で、導入時にSLA(Service Level Agreement)を確認・検討することは、リスクを低減するには欠...
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退院支援チームアプローチの実際
2013年11月26日 05:00
【在宅ケア移行支援研究所代表 宇都宮宏子】 前回、急性期病院の入院から退院までのプロセスを退院支援(第1・2段階)、退院調整(第3段階)に分けて概要を説明したが、今回はある患者さんの事例を通して、...
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【診療報酬分析】感染防止対策加算を考える
2013年11月22日 12:00
【日医工医業経営研究所 所長 菊地祐男】 日医工医業経営研究所では、行政などがウェブサイトなどで公開しているデータを分析し、医業経営に役立つ情報に加工して提供しています。今回から4回にわたり、その...



