厚生労働省は14日の中央社会保険医療協議会総会に、C型肝炎治療薬としてハーボニーに代わり現在最も販売額の大きい「マヴィレット配合錠」(アッヴィ社)について、6月時点で年間販売額が1000億円を超え、かつ当初のピーク時予測金額の1.5倍超となったことから、市場拡大再算定の特例に該当するとして、薬価を25%引き下げる方針を説明、了承された。経過措置を設定し、2019年2月1日実施とする。【ライター 設楽幸雄】
市場拡大再算定の特例は、年間販売額が1000億円超または1500億円超となり、かつ新薬としての薬価収載時に設定するピーク時予測販売金額に対し、1.5倍超または1.3倍超となった場合に、最大で25%または50%の薬価引き下げを行うもの。
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