国立がん研究センター(国がん)は5日、細胞の老化が発がんのリスク要因となるメカニズムの一部を、発がん・予防研究分野の研究チームが解明したと発表した。これにより、予防できないと考えられていたがんについて、損傷したDNAの修復を促すことなどにより予防できる可能性があるとしている。【齋藤栄子】
国がんの研究チーム(責任著者・吉岡研一主任研究員)は、細胞の老化によりDNA修復能力が低下し、DNAの損傷が蓄積して変異のリスクが上がり、がんを発生させることを見いだした。
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