
2021年度の介護報酬改定で新設された「科学的介護推進体制加算」について、特別養護老人ホームの約半数が8月末時点で届け出を済ませていたとする調査結果を、全国老人福祉施設協議会(老施協)が公表した。通所介護の施設では4割超が届け出ていた。4月に運用が始まった科学的介護情報システム「LIFE」については、特養の8割超、通所介護施設の約7割が登録済みだった。【松村秀士】
調査は、老施協が8月下旬に会員を対象に実施。特養(2,252)や短期入所(1,787)、通所介護(1,564)など計6,300事業所から回答を得た。
各加算に係る体制などの8月末時点の届出書(体制届)の提出状況を聞いたところ、回答した特養の49.5%、通所介護の41.1%が科学的介護推進体制加算の届出書の提出が「あり」と答えた。
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