10日に開かれた社会保障審議会の介護給付費分科会では、大規模な事業所が行う通所リハビリテーションへの介護報酬を減算する「大規模事業所減算」は、規模拡大を進める今の時代に「逆行している」と複数の委員が指摘し、2024年度の報酬改定での見直しを求めた。【松村秀士】
通所リハビリなどの介護報酬は、事業所の規模に応じて基本サービス費が設定されている。前年度の平均利用者数が月901人以上(いずれも延べ数)の「大規模型(II)」の事業所は、月750人以内の「通常規模型」よりも報酬単価が低い。例えば、
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