政府の経済財政諮問会議が10日に開かれ、経団連の十倉雅和会長ら民間議員は、2022年度から34年度にかけて医療・福祉分野の実質GDPの成長率が2.9%になるとの試算結果を明らかにした。医療・福祉分野のほか、製造業や研究開発、専門・技術サービス業、情報通信業が将来的に「GDPの伸びをけん引」するとしている。【松村秀士】
■医療・福祉の課題は「生産性向上」
医療・福祉分野の実質GDPの成長率は、12-22年度には2.0%だったが、
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