政府は6日に開かれた経済財政諮問会議で、社会保障費の自然増に関する新たな考え方を示した。従来の高齢化や医療の高度化に伴う増加分に、「経済・物価動向等」を踏まえた対応による増加分を加え、自然増の枠をこれまでより拡大する内容で、骨太方針2025の原案の脚注に記載した。【兼松昭夫】
■実は今年度の予算編成から
2025年度政府予算はそうした考え方に基づき編成されたという。内閣府の担当者は諮問会議後の記者説明で、
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