東京都は11日、都内でエボラ出血熱の感染が疑われる患者(疑似症患者)が発生したことを想定し、対応訓練を行った。訓練は、保健所から都の担当課に「疑似症患者が発生した」との連絡が入ったところから始まり、エボラ熱に対応できる病床を持つ都立墨東病院(墨田区)に患者を搬送、医師が治療に当たるといった一連の流れを確認した。二次感染を防ぐため、防護具に身を包んだ医療者が患者の吐物を処理するなど院内は緊迫した空気に包まれた。【丸山紀一朗】
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