診療報酬調査専門組織「DPC評価分科会」(分科会長=小山信彌・東邦大医学部特任教授)は9日、2018年度の診療報酬改定に向けた議論を開始した。機能評価係数Ⅱについては、現在8項目ある係数を再整理した上で、重み付けを行う必要があるとの認識でおおむね一致。委員からは、医療機関の機能分担や連携を評価するため、来年4月に制度が始まる「地域医療連携推進法人」を対象に加えるよう求める声も上がった。【敦賀陽平】
同分科会では来年4月ごろまで、今後のDPC制度に関する基本的な考え方を整理した上で、個別項目の検討に入ることになっている。この日の会合では、医療機関別係数のあり方について意見を交わした。
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