日本病院会(日病、堺常雄会長)は9月17日に常任理事会を開き、邉見公雄委員(全国自治体病院協議会長)の任期満了に伴う中央社会保険医療協議会の後任人事について、日病として推薦する候補者を決めた。常任理事会後の記者会見で、堺会長が明らかにした。堺会長は候補者名については、22日に開かれる日本病院団体協議会(日病協)の代表者会議で表明するとして、現段階での明言を避けた。
日病の社会保険診療報酬委員会の万代恭嗣委員長によると、要望項目は、▽二次救急医療機関に対する評価▽医師事務作業補助体制加算の対象病棟拡大▽チーム医療の評価▽訪問看護・訪問リハビリテーション等の医療保険適用拡大―の4点。二次救急医療機関に対する評価では、「救急車応需加算」の創設や「救急医療管理加算」の点数引き上げ・算定期間の延長を求めている。
このほか、日病独自の要望として、高齢者への口腔ケアを充実させるための診療報酬点数の新設なども検討するとした。
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