2016年度の診療報酬改定案が答申されたことを受け、12団体でつくる日本病院団体協議会(日病協)は26日に代表者会議を開き、日病協が改定に向けて行った要望活動を総括した。日病協では昨年、厚生労働省に計13項目を要望したが、このうち地域包括ケア病棟で手術・麻酔の費用が包括範囲から外れることや、要介護者らに対する維持期リハビリテーションが継続されることなど、4項目が実現することを評価した。【敦賀陽平】
また12月には、既に要望した項目内容のうち、病棟群単位の届け出や維持期リハの継続といった5項目のほか、救急医療の評価の見直しやチーム医療の評価などを新たに加えた8項目の要望書を提出。重複分を除くと、16年度改定では13項目を要望したことになる。
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