厚生労働省の2024年度「過労死等の労災補償状況」によると、24年度のカスタマーハラスメントによる精神障害での労災支給決定108件のうち、介護を中心とした福祉関連で47件(43.5%)あることが明らかになった。精神障害による労災の請求・支給決定の件数はいずれも業種別の大分類で「医療、福祉」、中分類は福祉関連である「社会保険・社会福祉・介護事業」がトップになっている。【斯波祐介】
精神障害による全業種の支給決定件数は1,055件で、「医療、福祉」が最多の270件。
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