国立大学病院長会議は9日、2024年度の収支が国立大病院全体で213億円の赤字だったとする集計結果(速報)を公表した。人件費などのコスト増が影響し、42病院のほぼ6割に当たる25病院が赤字だった。【兼松昭夫】
国立大病院全体で収支が赤字になったのは23年度から2年連続。地域医療介護総合確保基金などによる支援の増額があったため、24年12月に公表した見込みから赤字幅は41億円縮小し、赤字病院の数は7病院減った。
ただ、23年度との比較では
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