2026年度の診療報酬改定に向けて、物価や賃金の上昇を診療報酬に反映させる新たな仕組みの導入の検討を日本医師会や病院団体が相次いで主張している。24年度の診療報酬改定以降も物価高騰や賃金上昇が進んでいるためで、政府が6月ごろ決定する骨太方針にどこまで反映されるかが当面の焦点になる。各団体のこれまでの動きをまとめた。【兼松昭夫】
「本年は新たに診療報酬等について、物価・賃金の上昇に適切に対応する仕組みを導入することを求めて参りたい」
日本医師会の松本吉郎会長は1月8日、
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